数年サボっていましたが、「日本語研究論文」と「作品」を更新しました。まだ一部アクセスできていない資料もあるので、完璧な書誌情報ではありません。
更新した資料の中からいくつか紹介すると、
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- 後藤渡「映画版『眠る男』をみる -ともにつくることについて-(早稲田大学大学院文学研究科紀要. 第2分冊 60 早稲田大学大学院文学研究科 2015)
- 後藤渡「ジョルジュ・ペレック『撮影された生活』における記憶の投影、沈黙、「永遠のものと束の間のもの」」(早稲田大学大学院文学研究科紀要 vol.64 早稲田大学大学院文学研究科 2019)
リンク先がなかなか開かない場合は、下記リンクもお試しください。
日本語研究論文一覧には掲載していませんが、Youtubeで塩塚秀一郎氏の発表を聴けます。
生誕200 年 フロベールを読み直す
コーディネーター:小倉 孝誠(慶應義塾大学)パネリスト:塩塚秀一郎(東京大学)、中島太郎(中京大学)、松澤和宏(名古屋大学)塩塚はフロベールがクノーとペレックによっていかに受容されたかについて紹介する。クノーもペレックも言語遊戯で知られるウリポの作家であるが、彼らによるフロベール受容は必ずしもその側面に関わるものではなく、また、ヌーヴォー・ロマンを始めとする現代小説による受容とも異なるように思われる。袋小路、空白、リスト、実在資料、百科事典などをキーワードにしつつ、両者によるフロベール受容の意味を考えたい。
日本フランス語フランス文学会 2021年度春季大会ワークショップ3
塩塚秀一郎氏の発表は1:01:13くらいから。この発表が
- 塩塚秀一郎「物語の彼方と手前――クノーとペレックにおけるフローベールの遺産」(『フローベール 文学と〈現代性〉の行方』 松澤和宏+小倉孝誠(編) 水声社 2021)